てのひらについて

団体概要

代表からのメッセージ

2004年11月、日本における人身売買の存在を知った桜美林大学の学生たちが集い、自分たちの問題意識をテーマに人身売買についての勉強会を開きました。日本に来た女性たちの境遇や彼女・彼らを取り巻く環境を知るにつれて、「人身売買」の根源は何なのか、自分たちにできることはないかを考えるようになりました。今、この社会を生きる私たち一人ひとりの問題という観点を常に大切にしてきました。
そして、実際に人身売買の被害に遭った人々を支援している民間シェルター(民設民営の緊急一時避難所)と関わるようになり、当事者である女性や子どもと出会いました。支援の現場での関わりのなかで知り、考え、感じてきたことを広く社会に知らせていくことで人身売買やそれに地続きにあるDV、女性や子どもへの暴力の防止につながるのではないかと考え、啓発活動にも精力的に取り組んできました。
こうして続けてきた活動は、共鳴する人々の輪を徐々に広げながら、今に至っています。現在は、さまざまな理由で日本に移住労働者や難民として辿り着く女性や、かつて人身売買の被害に遭った女性たちが、これからを自立して生きていくことができるように、その生活支援をすることが課題になっています。この活動には更に多くの皆様のご理解とご協力が必要です。どうかご支援をよろしくお願いいたします。
代表理事 百瀬 圭吾

事務所 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目2番15号
E-mail
活動開始日 2004年11月26日 東京都より特定非営利活動法人として認証
法人設立日 2011年9月30日
役員 代表理事 百瀬 圭吾役員名簿
活動の目的 1. 人身売買および配偶者からの暴力(以下、DVとする)など、女性や子どもへの暴力をなくすために、被害の当事者に対する支援を実践することで、被害の当事者となった女性と子どもの権利を擁護する。
2. 人身売買およびDVについて、ひとりでも多くの市民に知らせ、共に考える啓発活動を実践することで、人身売買およびDVについて反対する市民の意識を喚起し、構築する。
主な事業 人身売買およびDV被害の当事者への支援事業
人身売買およびDVに関する啓発事業
人身売買およびDVに取り組む団体や個人との協働事業
その他 定款個人情報保護方針